生きる力
娘が、小学校へ入学してしばらくした、ある日のこと。
朝は、とても良い天気だったのに、お昼前から雨。
妖精ちゃんに、傘を持たせていませんでした。
都合で、お迎えにも行けなかった母。
家で、待っていたら「ただいま~」と元気な娘の声。
あれあれあれ?
娘が、全く濡れていません。
「どうしたん?」
「傘、借りて帰ってきた。」
「誰に?」
「Dくんのママに」
慌てて電話しました。
「傘、貸してくれてありがとう。お迎えに行けなかったから、助かったわ~。」とお礼を言いました。
このママとは、娘が幼稚園の頃から仲良くしてもらっていました。
双子ちゃんのママなんです。
小学校は、2クラスしかありませんので、100パーセント、どちらかと同じクラスになります。
分からない事など、いろいろと教えてもらったりして、とても助けてもらっていました。
私が、娘の事をとても心配していることも、よ~く知ってくれています。
そんな、Dママ。
「ママは、妖精ちゃんの事、いつもいつも心配しているけど、大丈夫だよ。しっかりしてるもん。今日も、雨降っているから、子供達に傘持って行ったら、妖精ちゃんが居てね、私に、『おばちゃん、傘持って来たん?DちゃんとHちゃんの分持って来た?私、傘無いねん。お母さんも来てくれへんし。1本傘貸して。おばちゃんが、Dちゃんと一緒に帰ったら、傘余るやろ~。』って。ほんとしっかりしてるわよ。計算がちょっとくらい出来なくったて、だいじょうぶ!ちゃんと生きていけるわよ。」
と、教えてくれました。
なんだかとっても嬉しくなりました。
人懐っこくって誰にでも話しに行く娘ですが、ちゃんと、自分を守るための能力もあったようです。


最近のコメント