音楽

ソプラノリコーダー

低学年の間は、いろんな面で遅れてはいたものの、普通学級でみんなと一緒に学習していても、さほど目立つ事はありませんでした。

ですが、3年生になってくると、徐々にお勉強も抽象的になってきて、いろいろ難しい面が出てきました。

学習面だけではありません。
精神面でも、成長の早い子は、どんどん大人っぽくなっていきます。
特に、女の子の精神的な成長は、目を見張るものがありました。

いつまでも幼さの抜けない妖精ちゃん。
徐々に、他の子との差が顕著になってきていまいした。

3年生になると、音楽で新しい楽器「ソプラノリコーダー」と出会いました。
この楽器との出会いが、クラスでの妖精ちゃんの位置づけが大きく変わるものとなったのです。

2歳から音楽教室に通い、電子オルガンを弾いていた妖精ちゃんですが、いくら訓練しても、全く楽譜が読めません。

担任の先生にもその事は伝えてありました。

ですから、先生も無理に楽譜を読ませる事はせず、何度も何度も耳からメロディを入れてやってくださいました。

そういった先生の配慮で、学校の授業でのリコーダーは、不器用ながらも、休み時間などにも練習する事で、ほぼ吹く事ができました。

これに自信がついたのか、少しでも時間があると、一人教室でリコーダーを吹いて過ごす事が多かったようです。

妖精ちゃんは、授業での曲以外に、自分の好きなヒットメロディを音を探りながら吹いていました。

この頃、妖精ちゃんが大好きだった、スマップの「世界に一つだけの花」をリコーダーで吹いた時には、クラスのお友達から「リコーダーの天才」と呼んでもらい、一目置かれるようになったのです。

それからは、お友達から、「妖精ちゃん、あの曲吹いて~。」とか、
「どうやって吹くの?」などと言われて、いつもいろんな事を教えてもらう立場の妖精ちゃんが、教える側へとなったのです。

この事は、妖精ちゃんにとって、とても大きな力となり喜びにもなりました。

| | コメント (2)

音楽教室

娘は、1997年生まれ。

いろんなお稽古を今までに習ってきました。
続いているお稽古もあれば、止めてしまったお稽古もあります。
数々のお稽古の中で、一番続いているおけいこが、ヤマハ。

一番最初に行ったのが、2歳半からのコース。
「おとのゆうえんち」
リトミックが主なレッスン内容です。

ピアニストにしたかったわけでも、早期教育に燃えていたわけでもありません。

すべてにゆっくりんの娘。
でも、音楽には、特別な反応を示していました。

私自身もピアノを習っていたし、家にピアノもあったし、近くにヤマハの音楽教室があるし、気楽な気持ちで体験に行きました。

娘は、とても楽しそうに参加して、うれしそうにしていました。

こんなに楽しそうにしているのなら、習ってもいいかな~と、気楽な気持ちで、申し込んだのが最初です。

それから、もう10年になります。

リトミックの「おとのゆうえんち」から、エレクトーンに触れる、グループレッスンへと進み、グレードテストも受けました。

ですが、大きな大きな壁があったのです。

リトミックの間は、全く気付きませんでした。
ですが、エレクトーンに触れるようになって、気付いたことが。
それは、鍵盤の場所が分からない。
どこが、ドなのか、レなのか、ミなのか・・・。
黒と、白の長方形が並ぶ鍵盤。
みんな同じ形。
いくら教えてもちんぷんかんぷん。
家の鍵盤には、シールを貼っておきましたが、教室では、???。
これが、妖精ちゃんの抱える大きなハンディキャップだったのです。
この時には、これがどういうことなのか全く分かりませんでした。

そして、音符が読めません。
五線に書かれた黒い音符が、全く分からないのです。
娘には、5本の線の間や上にある黒い●が、それぞれの意味のある音符だという識別が出来ませんでした。
なぜ、分からないの?
どんなふうに教えてみても、全く理解してくれませんでした。

それでも、絶対音感だけは、誰よりも優れていました。
レッスンの間に、聴音の時間があるのですが、単音はもちろん、複雑な和音の音まで、きちんと聞き分けられたのです。
どんな音も、一度聞いただけで、言え、鍵盤の位置を探して、弾けました。

この能力には、先生もグループのみんなも一目置いてくれていました。

小さな間は、それでなんとかグループレッスンも受ける事が出来、楽しくやっていたのですが、楽譜が読めない事が致命傷。
どんどんと差が出てきました。
宿題にも、音符を書いたりする事が出てきました。
出来ない事を無理にさせることに、私も疲れ果てました。
楽しいはずの音楽教室が、母娘で苦痛な時間になってきていました。
そこで、キリの良い、年度変わりに、限界を感じ、止める事にしました。

そのことを先生に報告した時、「娘さんには、素晴らしい能力があるので、このまま止めるのは、もったいないから、止めないでください。個人で、娘さんに合った指導をしてくださる先生を探しますから。」と言ってくださいました。

娘も、音楽が好きです。
ただ、みんなに付いていけないから止める決心をしただけ。
もし、娘の事を理解してくださる先生が見つかったら、続けさせてやろうと思っていました。

そして、今の先生を紹介していただき、レッスンを受けて、3年になります。
未だに楽譜は読めません。
私も、楽譜が読めるようになることを望んでいません。
娘にいたっては、楽譜を読む気は、全く無く、読めなくったて、へっちゃらのへーすけ。
先生は、「楽譜が読めなくても、これだけ音が聞き分けられ、私が1度弾いただけで、すぐに同じように弾けるのですから、十分です。」と、楽譜を読ませようなんて事は、最初の数ヶ月で断念。

エレクトーンは、素晴らしいです。
だって、右手でメロディー、左手で和音コードを弾くだけで、リズムや伴奏を入れてくれるのですから。

娘は、だいたい月に1曲のペースで仕上げていきます。

選曲は、先生がしてくださる事が多いのですが、娘のリクエストに合わせてくださる事もあります。
弾けるようになった曲は、数十曲。

弾いている娘も楽しそうですが、聴いている家の者も楽しいです。

楽譜が読めなくったって、不器用な指を一生懸命動かして弾くエレクトーン。
娘の一番のストレス発散になっているのかな。

継続は力なり!

| | コメント (0)