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初めての発達検査

WSがだいたい10歳くらいまでの発達しかしないと、文献で知り、小3(9歳)になった時、初めて民間の機関で、「発達検査」を受けてみる事にしました。

公的機関で、受けても良かったのですが、その当時どこも、数ヶ月待ちと言う事でした。

数ヶ月も待てなかった私は、YWCA内にある、“きょうと こども相談室”の戸をたたきました。

こちらは、発達にいろいろ問題を抱えているこどもの相談、療育をされています。
妖精ちゃんの担当の先生は、長岡京市で、検診・療育に携わっておられる方でした。

妖精ちゃんの生育歴・発達の様子などを何回かに分け、みてくださり、最後に「発達検査」を受けました。

この時の検査は、「WISC-Ⅲ」と言われるものでした。

検査結果は、生活年齢9才0ヶ月で、FIQ(総合)62で、妖精ちゃんの知的水準が知的障害(軽度)であると診断されました。

VIQ(言語性)79、PIQ(動作性)が51と両者の差が、20以上とかなり激しいために、このような診断になりました。

群指数についても、同様の評価が出ていました。
言語性IQ79・言語理解IQ79・注意記憶IQ85・処理速度IQ7と、何れも境界域(いわゆるボーダー)に分類されますが、知覚統合IQが50。
30近くの差がありました。

総合所見として、
過去の経験や実際的な体験から理解し、それを表現する力や聴覚的な短期記憶は生活年齢に近い能力をもっているのではと考えられます。
これに対し視覚的な長期記憶や全体を部分に理解する力・結果を予測する力・部分間の関係を予測する力などが弱くテスト年齢に換算すれば5歳前後の能力と推測されるものもあります。
このように妖精ちゃんのもっている能力には個人内の差がとても大きいのが特徴です。

この特徴こそが、WSの特徴だと理解しました。
耳が良く、言葉を流暢に話す事が出来ることで、言語性の数値が高く評価され、視空間認知の悪さが、動作性の数値の低さに顕れたのでしょう。

この事をふまえ、これから後は、今まで以上に、妖精ちゃんのために、学習方法や生活面での工夫を重ねていくようになりました。

出来る事、出来ない事がより具体化されて示された事で、家だけでなく、学校でもきめ細かな配慮をしていただけました。
この結果があったからこそ、小学校卒業まで、普通学級でみんなと一緒に過ごす事ができたのだと思っています。

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